マザーボードの音質比較 ・ その1
上記の3枚を比較しました。音質比較の結果は下記の様になりました。
S1200KP > Z68M-ITX/HT >>> H61H-I2
マザーボード音質変化は、CPUより変化は少ないようです。それでもH61H2-I2は、こもった様な元気のない感じで音質がいまいちであまり良くありませんでした。
私が使用しているサブマシン(ECS G31T-M + Celeron E3300 Vista32bit)で比較すると、さらに音質が劣化したため、ECSのマザーボードはあまりお勧めできそうにありません。
その逆で、ASRockのマザーボードは元気な明るい感じの音質で比較的J-POPや女性ボーカルにおすすめできます。
最後にS1200KPですが、あくまでも自然な感じであまり特徴が無いような感じですが、音の広がりや細かさなどが一番優れていてクラシックなどに最適だと感じました。シンプルで作りが良いので、NASの代わりとして音楽データーの保存用サーバーにも向いていると思います。
マザーボードの音質比較 ・ その2
上記の3枚を比較しました。音質比較の結果は下記の様になりました。
DH77DF > H77M-ITX >> P8H77-I
今回の比較では、INTEL DH77DFが一番良い結果になりました。どっしりとした安定した音質で、落ち着いて聞けるような感じでどんなジャンルにでも合いそうです。基板も非常にしっかりとした作りで、その他の2枚よりもずっしりしています。また今回の中では唯一の8層基板となっていて作りもなかなか良さそうです。
ASRock H77M-ITXは一番期待していたのですがあと一歩といった感じです。ただ販売価格が安いのでコストパフォーマンスは一番良くて、安価なオーディオPCにおすすめです。音質の傾向は、高音が少し持ち上がったような明るくて元気な音質で、女性ボーカルやJ-POPと相性が良さそうです。
ASUS P8H77-Iは音質的には少し残念な結果となりました。上記の2枚と比較すると、生き生きとした感じとか、音の密度が落ちて全体的にあまい音に感じました。ただし普通のマザーボードとしての安定性は良好で、一般のPC向けといった所です。
前回の比較実験の時もINTELが一番良く、2番目はASRockでした。この感じからするとオーディオ用にはINTELのマザーボードが向いているのかもしれません。
ちなみに実験に使用した部品構成は少し違いますが、前回のマザーも加えると、おおよそ下のような順番になります。
DH77DF > S1200KP > H77M-ITX > Z68M-ITX/HT >> P8H77-I >>> H61H-I2
ご参考までに。