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冷却部品の製作

ファンレスのPCを作る上で一番大変なのが各冷却部品の製作です。
まず問題になるのは一番発熱が多いCPUですが、今回はケースサイドの大きなヒートシンクで放熱します。また通常はCPUクーラーやケースファンのエアフローにて冷却するチップセットですが、ファンが無いために通常のヒートシンクのままだとかなりの高温となり誤作動の原因となります。安定性を向上する為にも、このチップセット部分もケースサイドのヒートシンクで放熱する必要があります。

このCPUとチップセットで発生した熱をケースサイドの放熱板まで移動するCPU・チップセットクーラーは販売していない為、ヒートパイプと呼ばれる熱をスムーズに移動できる部品を使って今回は一から設計・製作をしています。

CPUクーラーの製作

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製作途中のクーラーです

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CPUクーラーの部品一式

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組立て・完成後

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マザーボードへ取り付け

CPUクーラーは、5mm厚と3mm厚のアルミ板を利用して、φ6mmのヒートパイプが2本固定できます。作業性も考慮して、クーラー本体をマザーボードに固定した後、ヒートパイプが固定できます。

チップセットクーラーの製作

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製作途中、純正クーラーとの比較です

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組立て・完成後

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ヒートパイプは斜めに固定します

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マザーボードへ取り付け

  

チップセットクーラーはこのマザーボードの特徴であるmSATA SSD対応のPCI Express Mini カードコネクターのポートをつぶさないように、斜めにヒートパイプを固定出来るように作りました。
固定出来るヒートパイプは、φ6mmが1本となります

ヒートシンクの固定部分

ケース側面の大きなヒートシンクでCPUとチップセットから発生した熱を放熱するために、ヒートシンク側にヒートパイプの固定金具の取り付けが必要です。
ヒートパイプはあまり販売している所がありません。私はこちらのデンシ電気店で購入しました。

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アルコールで清掃後、シリコングリスを塗布して取り付けします

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ヒートシンクに、ヒートパイプの固定部分を取り付けた状態です

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今回使用するヒートパイプは、直径φ6mm、長さは200mm×1本、250mm×1本で合計2本です。

製作リスト

   

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